🌱 命を育む大地から ─ FOOD IS LIFE のコーヒーが生まれる場所
- 真人 平
- 6月3日
- 読了時間: 3分
ベトナム北部、標高1,200mを超える静かな山あい
私たち「FOOD IS LIFE」のコーヒーは、ベトナム北部の山岳地帯に広がる自然豊かな農園で育まれています。
場所は、いわゆる“ベトナムの三角地帯”とも呼ばれる高原地帯。ラオカイ、イエンバイ、ソンラといった地域に点在するこの農園群は、肥沃な赤土、澄んだ山水、昼夜の寒暖差、そして静寂の中で、自然と共に生きる農家の手によって、丁寧に育てられたコーヒー豆が生まれる場所です。
☕ 無農薬・自然農法 ─ 大地の力だけで育てる
私たちが提携する農園では、**農薬や化学肥料に一切頼らない「自然農法」**を実践しています。
山の湧き水を使った灌漑
鶏糞や植物性たい肥など、自然に近い土づくり
雑草を手で刈り取り、虫を殺さず共存するスタイル
コーヒーは果実。だからこそ、「そのまま飲めるくらい、安心であること」が当たり前でありたい。それがFOOD IS LIFEの願いです。
👨🌾 農家との“信頼”から始まるコーヒーづくり
農園で働く人々の多くは、少数民族や地域に根差した自営農家です。
農園主であるフエさん(50代)はこう語ります:
「昔は仲買業者に安く買い叩かれていた。今は“顔が見える”相手とつながれることで、家族も安定して暮らせるようになった。」
FOOD IS LIFEは単なる輸入業者ではありません。農園と直接契約し、価格交渉ではなく、**共にブランドを作る“パートナー”**として関わっています。
🌍 土地と人に敬意を払いながら
FOOD IS LIFEでは、収穫されたコーヒー豆を現地で丁寧に選別・洗浄・乾燥し、そのまま現地の協力工場で日本向け焙煎基準に合わせて加工しています。
使用するのは主にスクリーン18のアラビカ豆+ログスタ豆
手摘みで収穫、風味を損なわない中煎り
フレーバー展開(ココナッツ、ヘーゼルナッツ等)も現地で丁寧に加工
こうして「命をつなぐ」一杯が、日本の食卓へと届いていくのです。
🧭 これからの農園と、これからのコーヒー
FOOD IS LIFEは現在、ベトナム国内の農園との関係をさらに強化し、将来的には、フェアトレード認証や農園直送のサブスクリプションなど、より農園とお客様がつながる新しい形のコーヒー流通を目指しています。
「どこで育ったのか」「誰がつくったのか」「どうやって届いたのか」
その“背景”まで含めて味わっていただけるブランドでありたい。それが、FOOD IS LIFEの農園ストーリーです。
☕ 一杯のコーヒーから、世界を少しやさしく。
あなたのカップの中に、遠い山の静寂と人々の笑顔が宿っています。次に一口飲むとき、少しだけ、その風景を思い描いてみてください。
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